第二章 4.子どもが電磁波の影響を受けやすいわけ

静電気が受験生の脳を破壊

髪の毛など頭部に溜まった静電気は脳(前頭前野)の脳血流を確実に低下させます。実際に、下敷きをこすって静電気を起こし、その静電気を頭に移動させると、下の脳血流を測定したデータのように前頭前野の脳血流が低下します。(図1) そして静電気で脳血流が低下した人と同一人物に、今度は静電気を減らす処置(アース)をすると脳(前頭前野)の脳血流は下がらなくなります。(図2) 少しばかりの静電気を取り除いたとしても、成績がそれほど変わるわけがないと思われるかもしれませんが、それが毎日のこととなると、ちりも積もれば山となりで、子供たちの成績が驚くほど上がる場合が少なくありません。 毎日、脳の前頭前野の血流を良くしながら学習する人と、脳の前頭前野の血流が低下した状態で学習する人では、1か月ほどでも、脳の働きは格段に違ってくるのです。

子どもが電磁波の影響を受けやすいわけ

子供の脳の中でも、前頭前野は特に電磁波の影響を受けやすいところです。 というのは、、子供の場合、前頭前野の神経を守る髄鞘(ずいしょう)というシールドが未発達だからです。

※なぜ前頭葉は最後に成熟するのか
脳は後ろから前に向かって成長していく。初めに首の後ろの部分が成熟し、最後に額の奥にある前頭葉だ。なぜ前頭葉-衝動を制御する部分は成長に時間がかかるのだろうか。前頭葉は社会的な協調にも重要で、人間のそれは非常に複雑だ。訓練し、経験を重ねるのに何十年もかかる。そう考えると、長期の訓練が必要な部分が最後に成熟するのもわかる。つまり前頭葉は、遺伝子よりも環境に影響を受けると考えられている。複雑な社会的協調を理解し酸化するために、前頭葉は訓練を必要とする。研究者によっては、その訓練がデジタルライフに脅かされると考えている。実際に遭わずにスクリーン上での社交が大半になると、前頭葉が必要としている社会的技能の訓練ができなくなるのではないか、と。多くの人にはさほど問題にならないかもしれないが、もともと他人の考えや感情、意図を分析するのが苦手は人の場合、訓練不測の影響が出るかもしれない。例えば、自閉症と診断されている人たちなどは。

電磁波のノイズ成分のはなし

これまでお話をわかりやすくするため、電磁波が脳(前頭前野)の働きを低下させると説明してきました。しかし、本当は電磁波が脳(前頭前野)の働きを低下させるのではありません。電磁波の中の成分の一つであるノイズ(雑音)が脳(前頭前野)の働きを低下させるのです。
そして、もう一つ重要なことは、電磁波のノイズ(雑音)成分を取り除いた純粋な電磁波は、人の脳(前頭前野)の働きを良くするということです。
私は、電磁波をなくすのではなく、電磁波の人体に有害なノイズ成分だけを消去し、純粋な電磁波はそのまま脳(前頭前野)や人体が利用できるようにしました。 脳をはじめとする人体は、生体電気によって働くので、この生体電気に限りなく近い純粋な電磁波は、脳や人体にとって有益な作用をします。 この事実を基に、私は脳(前頭前野)の働きを良くする方法を開発してきました。

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